キッチンの天板(ワークトップ)について、ステンレスがいいのか、人工大理石がいいのか、悩んでいましたが、母もわたしもステンレスになりました。
そこで更にステンレスの種類で悩み始めてしまったことについて、お話したいと思います。

永大さんから頂いたサンプル
image

ステンレスの種類


ヘアライン仕上げ

ヘアラインとは、髪の毛くらいに、ほそーい線が入ったものになります。
一方方向に、長い研磨目をつけたものなのですが、昔からあるステンレスキッチンは、このタイプになるそうです。
上記のサンプル写真の撮り方が、ブレているため、わかりにくいのですが、ヘアラインは、ものすごくきれいで、永大さんのはキラキラとしていました。

・メリット:
とにかく綺麗!ピッカピカ!!美しすぎる!!!
・デメリット:この線はだんだん崩れていきます。経年変化を楽しめるかと、日々のお手入れが大切。
BlogPaint

エンボス仕上げ
エンボスとは、凹凸がある仕上げになっていて、その浮き出しの大きさは、メーカーによって取扱が違うようです。目で見てわかるくらいの、〇の凹凸があるものもありますし、写真の永大さんのは、砂地柄というくらいなので、凹凸というよりは、、まさに砂地というかんじの仕上げになっています。

・メリット::線がないため、線が崩れることもないのと、キズが目立ちにくい。
・デメリット:好みでしょうが、少くもったった感じ。やはり日々のお手入れが大切。
↓ワークトップはエンボスですが、他はヘアラインとなっています。
BlogPaint

バイブレーション仕上げ
バイブレーションは建材では、比較的に最近だそうです。ヘアラインが一方方向に研磨されているのに対し、こちらは、ランダムというか、無方向性のヘアーライン仕上げしたものになっています。
楕円を描いたような印象がありました。


・メリット:ヘアラインに似ていて、キレい!自然な仕上がりで、きれいな経年変化をした感じ。
・デメリット:取扱しているメーカーなのか、プランがない。こちらも日々のお手入れが大切です。

じゃあ一体どれがいいの?

結論から言うと、どれもいいです。悪いものはないです。あとは好みなのです。
それぞれメリットやデメリットはあり、ヘアライン以外が出てきているのは、消費者の要望というか、キズが目立ちにくいなどの需要があるため、新たにいろいろな仕上げ方法が、生まれているのかなと思いました。
ちなみに・・・レストランの厨房というのは、人工大理石というのはないのと(樹脂だから?)、エンボス加工など、そういったものは、入れていないそうです。
ちゃんとしているところは、仕事が終わったら、磨き上げるそうです。
レストランの厨房は。日々の仕事場であるので、ヘアラインもいつまでも、線がまっすぐで、キレいというわけにはいかないみたいですが、水垢や、水滴、もろもろを、綺麗に拭きあげているようなのです。

そういえば、会社が入っているビルは、各階に、いくつかの給湯室(ガスはなし)があるのですが、ものすごーくきれいです。
ビルはとても古いのですが、ピッカピカです。
残業して、お味噌汁の残りや、カップ麺の残りを流したら申し訳ないくらい、綺麗なのです。
みていると、常に水滴が残らないように、清掃の方が拭いていました。
あと、くもりが取れるようになのか、液剤で、シュッシュと磨いています。
結局日々のお手入れなしでは、水垢は落とせないのねと思います。
ましてや、油汚れや、皮脂汚れなどもつくので、一日の終わりに必ずやらないとダメなんでしょうね。

最後は気持ちが上がるものを選ぶ!

わたしは主人と相談しました。
結局ふたりとも、ヘアライン仕上げが好きということがわかりました。
サンプルでいただいたこれらを、食器で傷をつけてみたり、油や水などを湿らせたりしました。
サンプルは小さいため、いまいちイメージが付きませんが、やはり好きなものの方が、気持ちが上がると思ったのです。
住まいの参観日に行った方のお宅は、リクシルのステンレス(エンボス仕上げ)でした。
まだリフォームして5年程度だったようです、キッチンは再利用でした。
綺麗につかっているのでしょうが、このエンボスの〇の凹凸がなんというか、モヤがかかっているような感じだったのです。
わたしはハードコンタクトレンズなのですが、それがタンパク汚れで、くもっているような感じなのです。
ヘアラインは線なのに対し、縦方向や、横方向に傷が目立つデメリットはありますが、くもった感じがあまり好きではないです。
キズは正直、まあそこまで嫌ではないと、思ったのです。
あと、キズも最初は目立つけど、年数とともにたくさんつくと、最終的には、バイブレーションのようになりそうなので、やはりヘアラインがいいという結論にいたりました。

まとめ

結局最後は、自分の好みを優先したので、後悔はないと思います。
どちらかというと、キズなど、あー目立つかもとか後悔するかもしれませんが、これではない仕上げを選んで、ヘアライン仕上げにすればよかったかな~と後悔する方が、嫌だなと思いました。
キッチンは、ステンレスにし、人工大理石にはしませんでしたが、人工大理石もとても魅力的でした。でも最後は、わたしは、比較的に何かを無心に磨くのが結構好きだなと思ったのです。
人工大理石は、磨くという感じのお手入れの仕方じゃないのと、樹脂というところが引っ掛かりました。
見た目はインテリアとマッチしているのですが、そこそこ料理もしますし、料理人が使うキッチン素材がいいなと思いました。
でも、ガスではなく、IHを採用したので、完全料理人ではいのですが・・・。

価値観はそれぞれ違いますし、何が正解かはわかりません。
でも、何を選んだとしても、大切に大事に使っていくことなのかなと思いました!
まだまだ先になりますが、採用後の日々の使用感や、お手入れの検証などお伝えできればと思います。


早い者勝ち! あなたのお名前、残ってる?
たくさんのサイトが登録されています
にほんブログ村 住まいブログ
カテゴリ毎に別ウインドウで開きます
にほんブログ村 住まいブログ マイホーム計画中へ にほんブログ村 住まいブログ 一戸建 積水ハウスへ にほんブログ村 住まいブログ 二世帯住宅へ
人気ブログランキングサイトへ飛びます